ペットと一緒に快適に過ごすには？

ペットリフォームでペットがいつまでも安心して暮らせる空間に

室内でペットと暮らすスタイルはもともと“家に靴を脱いで上がる”という習慣のない欧米ではごく自然なこととして受け入れられてきました。

日本でもペットブームのさなか戸建に限らずマンションなどでもペットと一緒に暮らすという方が増え、今や家族の一員として、ご家族の癒しの存在として認知されるようになりました。

しかし、それには克服しなければならない課題もあります。

1.建物が傷ついて汚れる。
2.吠えたりして近所迷惑になる恐れがある。
3.現在の住環境がペットにとって快適なものであるかどうか。

ここでの問題解決の糸口は1.の「建物が傷ついて汚れる」という考えを「 ペットの飼える家にすればいい」という発想に転換することです。こうしてペットリフォームは現在多くのニーズと発展遂げる分野となりました。

リビングとダイニングに段差を設け寒暖の差をつくってあげましょう。

家族とペットが一番長い時間を過ごす場所、それがリビングです。

間取りはなるべく大きく、和室や壁間仕切りは取り払って 開放的なオープンスペースを作りましょう。
リビング内に寒暖の差を設けてあげるとペットは喜びますよ。

床材にはもちろん、キズや汚れが気にならない素材を選んで 防水・防臭床に。壁の素材にも注意して選びましょう。 ペットの手が届く高さまで張替え可能なクロスにしたり、コンセントにはペットが感電したりしないようにコンセントカバーをつけるのもよいでしょう。

収納にも一工夫。 高さのある場所へ収納棚を設ければペットのいたずらに悩まされることもなくなりますし、お部屋もすっきり広く使うことができるようになります。

ペットの為に、火を使わない安心・安全・清潔なキッチンにしてみませんか？

“包丁や熱いお鍋を持って料理している時に愛犬が足元に飛びついてきた！”

そんな経験はありませんでしょうか？そんなヒヤっとしたこと、危なかったことがたくさんあるようならそのキッチンにはリフォームの工夫しだいで 安心安全な場所にする余地がありそうです。

またペットの臭いの原因には餌の食べ残し、ペットフードの臭いそのものの臭いもあります。
キッチン廻りには専用のゴミ置き場を設けて臭いを外へ漏らさない。勝手口の外のサービスヤードなどには臭いの原因となるものを置かないようにすることも大切な事です。キッチンの下部に 生ゴミ処理機を設置するのも良い臭い対策になります。